今日は、家づくりに関わる税金について、
簡単に書きたいと思います
まず、契約時に必要となるのが
『印紙税』住宅会社とお客様が工事請負契約を交わすときに、
工事金額に応じた印紙を購入し、契約書に貼って、
消印を押して納税します。
次に必要なのが、御存知
『消費税』工事費は税込み金額で表示されますが、金額が大きいので
消費税は、十万、百万単位になります!(ビックリします
)
ちなみに、
土地は非課税なので、土地の購入代金に
消費税は掛かりませんが、この先に書きます、
『不動産取得税』という税金が発生します。
工事も進み、無事に完成すれば、
『登録免許税』がかかります。
この税金は、土地や建物を取得するときの『所有権保存登記』や
住宅ローンを借りる時の『抵当権設定登記』
の時にかかる税金で、印紙を購入・貼付して納税します。
そして、不動産取得時に一度だけかかるのが、
『不動産取得税』土地や建物、それぞれの評価額に税率をかけて税額が決まります。
不動産取得の申告後、数ヶ月後に納税通知書が届き、
振込みなどで納税します。
入居時の確定申告時にかかるものが、
『贈与税』年間110万円を超えた額をもらうと、贈与税がかかります。
また、『相続時精算課税』という制度があります。
これは、65歳以上の親から贈与を受ける場合、2500万円まで
贈与税がかからないというものです。(条件あり。)
更に、家を建てる時の資金援助であれば、親の年齢制限が無くなり、
3500万円まで非課税になる特例が使えます。(こちらも条件あり。)
※この特例は2009年8月26日現在、適用期間は2009年12月31日までです。
この制度は、贈与財産の価格から控除はされますが、
相続時に精算されるという仕組みになっています。
この確定申告時に戻ってくる税金もあります。
それは
『住宅ローン控除』住宅ローンを借りて住宅を建て、確定申告すると、
ローン残高に応じた金額が所得税から一定期間戻ってきます。
(一般住宅の場合 最大控除額500万円)
(長期優良住宅の場合 最大控除額600万円)
また、所得税から控除しきれなかった分は、申告をすると、
住民税からの控除(9万7500円上限)も受けられます。
最後に、不動産を持っている人が毎年納税するのが、
『固定資産税』・『都市計画税』です。
家を建てた翌年以降、2つの税額の合計が記載された納税通知書が
自治体から届きます。
一定の条件を満たしていれば、申告不要で軽減を受けられます。
税率は自治体により異なります。
税金には色々な種類があり、税率も様々です。
税金の種類によっては、軽減措置や控除を受けられる場合も
ありますが、今回は、『家づくりに関する税金の種類』を少しでも
理解していただけるように、浅い内容で書きました。
税金の仕組みも複雑で難しく、なかなか上手く伝えきれない
部分もあるかと思いますm(_ _)m
ご質問等がありましたら、弊社の税金担当者が丁寧にご説明
いたしますので、何でもお気軽にお問い合わせください
私も、うちの『税金のプロ』に色々教えてもらいながら
日々勉強中です